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ドバイで頑張る日本人

Vol. 26:2009年05月12日

Vol. 26:黒崎信夫(クロサキノブオ)さん

ドバイラピッドリンクコンソーシアム、プロジェクトマネージャー、黒崎信夫(クロサキノブオ)さん

Q:ドバイ在住歴は?

2年6ヶ月

Q:会社名は?

ドバイラピッドリンクコンソーシアム

Q:担当されているお仕事内容は?

総合建設業

現在、ドバイ道路交通庁より、世界でも有数の規模となる無人運転対応のライトレールトランジットシステムの建設を、日系業者でコンソーシアムを構成して、土建およびシステムから車両までのパッケージを納入する契約を受注し、現在、工事中です。

そのうち、レッドライン地上部の駅から、シェイクザイドロードをわたり、反対側にいたる橋梁を、当地最大のライフラインであるシェイクザイドロードの交通を、遮断することなく一括架設する工法を企画立案し、計画を具現化(実際の架設)することを担当しました。

Q:ドバイの好きなところは?

ドバイ首長である、シェイクモハメッド殿下の卓越した手腕のもと、開発に関して政策がぶれることがなく、開発計画が首尾一貫しており、バブル崩壊以後の日本の迷走振りを見るに付け、この国の発展へのあくなき追求は見習うべき点も多いと思っています。裏を返してしまうと、絶対君主制をとる首長国であるから、ともいえるが、そのパワーには素晴らしいものがあると思っています。

Q:ドバイの嫌いなところは?

上記とは矛盾しますが、多民族国家ゆえの、誰もが責任を取りたがらない風潮(特に、役所内)。他には、これも恐らく他民族国家であるゆえの宿命なのでしょうが、各自の勝手な運転に起因する運転マナーの悪さ。あと、過酷な気候!?

Q:ドバイのオススメ場所・店は?

砂漠の中でのサンドバギーライディング。
(これぞ、砂漠!という体験ができます。砂漠ツアー以上に砂漠を実感できる??砂まみれになりますが・・・・・・)

ドバイ空港ランウェイのデイラ側、アプローチ部分の下側。
(古い飛行機から最新の飛行機まで、ありとあらゆる飛行機のランディングアプローチ、またはテイクオフを間近に眺めることができます。飛行機好きにはたまらない!!)

アルアインズー。
(かつて社会で習った砂漠のオアシスが、どんなものか実感できます。)(笑)

Hofbrauhaus
(JWマリオットホテル内のビアホール。濃厚なビールを味わうことができます。汗をかいた後のビールは最高!!)

Q:ご趣味は?

  • 飛行機 (軍用機から民間機まで)の写真収集
  • 自動車レース

Q:休日の過ごし方は?

ドバイに来てからは、業務に追われまくり、家でぐったりしていることが多く、家族との時間や、趣味の時間を作り出せないことが悩みといえば、悩みか???

Q:ドバイにあったらいいなと思う日本のものは?

ラーメン屋があったら、はやるでしょうね。

最後にご本人から一言

赴任当初は、我々が工事をする上での行政手続(日本で言うところ、建築確認申請や、道路占用許可)が、非常にわかりにくく、一体どうなっているのだろうか?という、手探りの毎日でした。よくよく考えてみると、まだまだ年の若い急速に発展を遂げてきた国であるため、新しい合理的な手続きを構築するために、彼らも手探りながら、日々努力していることがわかるようになってきました。

ドバイの道路は、猫の目で、日々道が変わるので走りにくい、という話もよく耳にしますが、それを改善すべく努力している警察、および道路管理者側の技術者がたくさんいることも事実ですし、なんとかして、よりよい街づくりを実行しよう、という彼らの熱意を感じることができます。

そんな高度成長期のドバイの土台を建設するプロジェクトに参画することができ、自らもその一翼を担うことができたことを誇りに思っています。また、プロジェクトを通じて、今までまったく接したことがない、欧米人でもないしアジア人でもない、未知の人々の考え方に日々触れることにより、自分自身の視野が多少なりとも広がってきているのかな??とも感じています。

ついでに次の方へ一言

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黒崎さん、ありがとうございました!
次回は黒崎さんからご紹介頂いた、瀧上さんをご紹介します!

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