現在位置:ホーム
> シリーズ > ドバイで頑張る日本人 > Vol. 05:ヴォーン亜仁香(ヴォーンアニカ)さん

ドバイで頑張る日本人

Vol. 05:2008年11月25日

ヴォーン亜仁香(ヴォーンアニカ)さん

IFA Hotels & Resorts - ヴォーン亜仁香(ヴォーンアニカ)さん

Q:ドバイ在住歴は?

2年半

Q:会社名は?

IFA Hotels & Resorts

Q:担当されているお仕事内容は?

ドバイに来て1年半ぐらいたったころに長男を出産し、パートタイムの仕事をしていたのですが、子供も1歳に近づいたので、フルタイムの仕事でPRの仕事に復帰しようと、クウェート資本のリゾート不動産開発会社であるIFA Hotels & Resorts(IFAHR)に入社しました。

クウェートのファミリービジネスとしてスタートした会社ですが、クウェートで上場しており、中東、アフリカ、欧州、アジアと世界的に5つ星クラスのリゾート地を開発しています。 ドバイではパームジュメイラに4つのプロジェクトを抱え、非政府系の開発公社としては最も大きな投資をしているので、ドバイはIFAHRにとっては重要なビジネスの拠点となっています。

私の仕事は、IFAHRの広報活動全般のマネージメントで、PR戦略作り、上場企業ということで投資家向けのコミュニケーションから中東のメディアとの関係作り、そして大事な顧客層が多いロシアや英国などのメディアなどとのネットワーキングなど幅広い内容です。 もともと、日本で経済記者をやっていたので、ジャーナリズムやメディア産業が発展途上な中東での広報の仕事はとてもやりがいがあります。若い会社なのでマネージャークラスのポストを与えてくれた上に、自由に仕事を任せてくれるので、育児との両立も今のところ上手くやれて幸いです。

IFAHRはドバイではKingdom Of Shebaなどでタイムシェアのリゾートクラブなどを今後オープンさせる予定なのと、タイにもリゾートマンションなどを作っていく予定なので、チャンスがあれば日本を始めとして極東のマーケットにも知名度を高めていくこともできるのでは、と考えています。日本でも、最近は会員制リゾートへの注目が高まっているようなので、何か架け橋になれたらいいな、と考えながら、とりあえず今のところは手元の仕事をこなして 虎視眈々と仕事の幅を広げる機会を待つつもりです。

Q:ドバイの好きなところは?

子育てと仕事が両立しやすい(家が会社から近い、住み込みのメイドさんが雇える、など)あとは、パームに引っ越してからは海がある生活というのがドバイの自然のなさをある程度カバーしてくれるということで、海のあるリゾートライフもドバイの好きなところです。

Q:ドバイの嫌いなところは?

街がまだ建設途中で、散歩したり、緑や四季の移ろいを感じる、潤いや豊かさを実感することが少ないこと。

Q:ドバイのオススメ場所・店は?

最初のころは色々と出歩いてご飯を食べていたのですが、最近は美味しい食材を見つけて家でご飯をたべ、気の置けない友達を誘ってワインでもあけるほうが美味だということを実感しています。得にカルフールとかでサーモンを買ってオーブンで焼くのがお勧め料理。

外でのお勧めの場所は、お茶をしながら読書が楽しめて図書館に行った気分になれるMall Of The EmiratesのBorders

景色とコロニアルな雰囲気が楽しめるAl Qasrのロビーラウンジ(冬は外で座ってお茶がお勧め)

インド料理ではWafiのAshas、タイ料理はMadinatのPai Thai、特別な日には、Royal MirageのOzoneのChefs Tableの鉄板焼きが美味しいです。

             

髪を切るなら、Mall Of The Emiratesの中にあるHarvey Nicholsの中にある美容院のシリア人の女性が上手い。100DHSでいい感じにささっと切ってくれます。

Q:ご趣味は?

ダイビング(ドバイで資格を取りました。Jumeirah Beach Hotelのダイビングセンターが非常にお勧めです)あとは絵をかくのも好きです。

Q:休日の過ごし方は?

家族と買い物、海岸で泳いだり、あとは友達とお昼ご飯を食べたり。できるだけ外を歩いたりするようにしています。

Q:ドバイにあったらいいなと思う日本のものは?

本屋さんがあったらいいな、と思っていましたが、紀伊国屋が今月末できるので、それでもうドバイには揃ったといえるのでしょうか。
New Dubaiエリアに和食のお店が欲しいところです。あと、腕のいい美容師がいたら最高です。

最後にご本人から一言

3年前にドバイに初めて来たのですが、そのころはまだDIFCでもゲートビルしかなくて、Mall Of The Emiratesもオープンしたてでした。この3年で見る間に街が建設され、私自身の人生も、結婚や出産など めまぐるしく変わっていきました。ドバイという町が徐々に大きくなっていくのに歩みを同じくするように、私の生活も、右も左も分からない状態から、仕事を見つけ、人を知り、友達を増やし、道を覚え、と彩りを深めていったように思います。

一時期はドバイを去ろうと計画していたのですが、やっぱりこの町の発展をもう少し見届けて、次のステップに活かしたいと思い、留まることになりました。あと何年ドバイにいるのかわからないですが、最近、住めば故郷という言葉をドバイの海に沈む太陽を見ながらかみ締めることが多くなっています。

TOP

亜仁香さん、ありがとうございました!
次回は亜仁香さんからご紹介頂いた、Archer 冬美(アーチャーフユミ)さんをご紹介します!

TOP